にじゅっさいって、なんだ

 

 

 

すきなひとが、20歳になります


20歳、どきどき そわそわ

20歳って、なんだ?

 

 


自分自身が20歳になったころのことをおもいだしても、これといっておおきくかわったことはなかったのに(お酒を飲めるようになったことと税金のお知らせがくるようになったくらいだったな…)どうして自分のすきなひとのハタチの誕生日というものはこうも構えてしまうものなのでしょう

 


遂に日付がかわるまで3時間を切ったのですが、あまりに気持ちが落ち着かないので、とりあえず何か書くかとメモに残し始めたとはいえ、一体何を書こうか…

 


この1年を振り返ってみようか でもハタチだしな…

とはいえ、おりやまくんのこれまでの人生遡るなんて…


とあれこれかんがえてみたのですが、二十歳の誕生日を目前にした今、おりやまくんのすきなところを改めて考えてみようかな、と

 

 

 


・努力をかさねつづけられるところ

・表現

・100%を出し続けられるところ

・少年忍者への愛

・メンバーをみる「いとしい!」が溢れた表情

・コンサート中、全力でアイドルをするところ

・人の優しさに触れて泣けるところ

・天才的なEライン

・繊細で、それでいて力強い少しクセのあるダンス

・指先から足先まで神経の通った美しい動き

・綺麗なターン

・踊ることを心から愛しているところ

・長い首

・目の演技

・かわいいほくろ

・透き通った歌声、エンジェルボイス

・守りたいもののために、自分のことは後回しにしてしまう不器用なところ(見ていて心配になることも多いけれど)

・演出

・↑ひとつの魅せ方に拘らず、いろんなものから吸収して"自分たちらしい"形にできるところ

・どんどん強くなっていくところ

・罰ゲームが嫌いなところ

・少しかわった語尾にハマりがちなところ

・好きの裏返しでツンケンしちゃいがちなあまのじゃくなところ

・でもふとしたとき、好きを真正面からつたえられるところ

・たまに見せるびっくりするくらいのデレもかわいい

・人の素敵なところを沢山見つけられるところ

・何気ない景色や時間を大切に思える気持ち

・ちいさなおくちをムュッとした表情

・ちいさくてたくさん生えている歯(歯並び綺麗にしてから昔よりたくさん歯見せて笑ってくれるようになったの、なんどもうれしくなる )

・家族や愛犬、メンバー、仲良しの先輩や後輩、自分の周りの人達を大切にしているところ

・時々現れるあざとくて計算高いところ

・さまざまな感情を素直にまっすぐ噛み砕いていけるところ

・おりやまくんらしい独特なポーズ

・セルフプロデュースが上手なところ(たまに、すこしおどろくような髪型をしていたり、珍しげな服を着てるところも愛おしいよ)(おりやまさん自身の意思で取り入れているメイクもだいすき!目の下のグリッターとか、ぷるぷるで可愛いティントとかね )

・見えない影の努力を当たり前だとおもっているところ

・ほっぺたのまるいえくぼ

・凛々しい眉毛

・名前

・はしゃぎ方が変でかわいい

・パブリックイメージとはうらはら、イタズラ好きでわんぱくな年相応、もしくはそれより下くらいのこどもっぽいところ(いたずらエピソードを話す時の生き生きしたたのしそうな顔がたまらなくかわいい)

・それなのによくメンバーのおふざけにすこし呆れたようにわらったりしているところ

・メンバーに愛され、尊敬されているところ

・表現することに妥協がないところ

・物を大切にしているところ(物持ちがかなりよさそうで、すきや〜!ってなる)

・紡ぐことばのひとつひとつ

・人に的確にアドバイスを返せるところ

・説得力があるところ

・人に寄り添えるところ

・自分にも人にも厳しくなれるところ

・周りへの感謝をわすれないところ

・すきなたべもの(いま食べたいもの)たくさん教えてくれてうれしい

・メンバーとの距離感がバグなところ(背が高いメンバーの腕の中に入っているおりやまさん、本当にかわいくてずるいよ)

・中性的な魅力

・大爆笑しているときのくしゃっとしたお顔

・ちいさい舌ぺろっとしてる時のお顔

・こちらまでつられて笑ってしまう盛大な笑い声

・たくさん自撮りをみせてくれるところ

・おしゃれな私服

・立ち姿のシルエット(猫背もだいすき!)

・超絶ファンサマシーンなところ

・胸キュンのあとに必ず恥ずかしがるところ(頭抱えてがしがしする動作とかもね)

・薄いからだ(もっと食べて〜!とも、なる)

・それでいて筋肉質な二の腕やふくらはぎ

・ぽやぽやまさんがひらがなで喋るところ

・どうして自分はこうしたいのか、なんで今そういう風に動きたいのか、はっきりとおりやまくんなりの考えや理由があるところ(一般的に見てただしいか、正しくないかではなくて、ちゃんとそこに織山くん自身の意思があるところがとってもすき)

・自分の世界や美学があるところ

・それでいてそれを無理に押し付けないところ

・諦めることがにがてなところ

・考え方をアップデートしつづけられるところ

・少年忍者を誰よりも信じているところ

・とっっっっっても素敵なアイドルなところ

・おおきな夢をでおおきな声でいえるところ

・夢を追いかけ、挑戦し続けられるところ

・貪欲な生き方

 

 

 

 

今思いつく好きをざっと書き出してみたのですが、おりやまさんへの「すき」は、こうして頭であげていくものというよりは、おりやまさんをみていてふと感じるものばかりで。日々変化していく彼を前にひとつひとつ増えていったり、同時にすこしずつかたちをかえたりするもので。だから、これ!と自信を持って【おりやまくんの好きなところ集】を提出できるのはまだまだずっと先になりそうだな〜と

 


ただ、おりやまくんをすきだという気持ちだけは、いつだって胸を張れます

 


応援し始めたころとは表情も考え方も大きく変わったように見えるおりやまくん でも、ずっと変わらず、昔もいまも大好きでとてつもなく愛おしくて、あなたが見せ続けてくれる景色のすべてをたいせつにしたいとおもっているよ

 

 

 

織山くん、20歳のお誕生日おめでとう

この世界で、生きていてくれてありがとう

 

 

 

どうか、おりやまくんのこれからの人生が晴れ晴れと、やさしく、健やかでありますよう願っています

でも彼はきっと何度悩んで苦しんでも、ずっと高い壁にむかって突っ走っていくことを望むのだろうなあ

そんなところも、結局すきです

 

全部、大好きです

 

 

 


明日から20歳になるおりやまくん

年齢とか関係なく、いつだっていちばん特別なのだけど、

なぜだかいつもより、わくわくしているよ

あなたが描いている夢が ひとつもこぼれることなくすべてかないますように

 

 

 

 

 

絶対いいことあるよ

 


絶対にね😉

 

 

 

 

 

 

 

ラストパイ

 

こんばんは


わたしは、文章を書くのが苦手です!(いきなり)


それは、心の中にぐるぐるする感情や考えを
ぴったり当てはめる言葉を持ち合わせていないから


それでも
なんとか、なんとか
彼が好きだということを言葉にしたくて、
言葉にしないといけない気がして


いつも頭のなかの引き出しから、
必死に知っていることばたちをひっぱりだしては、
140字いっぱいに並べています

 

 

ラストパイ。

 


わからない


わからなかった


この感情を表す言葉が

 

あの世界を伝える言葉が

 

あれでもない、これでもない

 

いつものはりぼての言葉たちも

 

なんの意味も持たなくて。

 

わ〜 早速何を言っているのだろう

 

要するに

 

いてもたってもいられなくて

衝動的に初めてこういうものを書いてみたのですが、

いまいちしっくり来てないところも多くて、

曖昧で、とっちらかっている、

ぽや〜っとしたすごく主観的な

浅くて 衝動的な

自己満足の感想文です

薄目で見てください

 

前置き長すぎです

 

 

 

わたしはダンスをしらないし、

この舞台のことも、

黒田さんのことも

昨年の10月13日に初めて知ったような人間なので、

振りの詳しいことや、踊りの本質は

それこそ取ってつけたような知識以外なく

なにもわからないのですが、

 

"40分間絶えず踊り続け、身体を極限まで追いつめる過激さ故に、ステージ上で神に捧げる儀式が執り行われているかのように錯覚する作品で、日本ダンス界の伝説的作品。"

 

"全編を通して台詞ひとつなく絶えず踊り続けるソロパートを担うダンサーは、並外れた体力と精神力を要し、極限まで追い込まれたその先には、ダンサーではなくひとつの生命体としての姿が露わになります。"

 

"まるで神に捧げる儀式とも見紛う、美しい生命が放つ光に満ちた奇跡の舞台"

 

最初、これらの作品紹介文をみたとき

全身に鳥肌がぶわっと立って、

手が震えたかと思えば、

急に頭から血の気が引いて、

冷や汗が出たのを今でも覚えています

 

そして

目まぐるしい毎日。

いつも心のどこかにはあったのだけど

本当に気が付いたら5ヶ月が経っていた、

という感じで

 

 

胃薬買って飲んだのに

ずっと胃痛かったな

 

 

目が暗闇に慣れる前から踊り始める影

 

呼吸や息継ぎ、漏れ出る声

四方に飛び散る汗

動きとともに舞う衣装

床を踏む音

胸を 身体を 叩く音

鋭い視線

取り繕うことの出来ない表情

極限まで追い込まれる肉体

躍動する魂

 

 

繰り返し

削ぎ落とされて

削ぎ落とされて

鮮明に浮び上がる"生命"

 

 

初日。

目の前にあったもの

それは、生命の宿った 個体 だった

 

織山くんのかたちをしているだけで

織山くんではなくて

ひとのかたちをしているだけで

ひとではないような

本当にそんな感じ

 

怖い とか 苦しい とかじゃなく

ただただ目の前の 生命 に圧倒されて

 

もうやめて、止めて、

はやく、はやく、おわって、

と思っているはずなのに

目の前の奇跡に目が離せなくて、

終わってみると一瞬で

 

孤独を通り越して

そこにはただひとつの個体としての生命があった

 

 

2日目、どう言葉にすれば語弊を生まないのかわからないのだけど、

この日は 役 として作品に向かっている気がした

 

kappaだったら第23号

犬との約束だったらダニエルのような

 

そこに役なんて存在するはずがないのに、

演技をしている訳では無い

邪念を感じる訳でもない

でも、織山くんの外側にになにかがいるような

 

でも、この作品の手前、

そういう感想を抱くことが果たして正しいのか?

という疑問はあって

ても、前日のものと比べても

今こうして大阪公演を全てみてみても

この日に余裕があった、という訳ではなく

なんなら、多分、

踊っている側も、見ている側も

いちばんきつくて、くるしい

 

あまりに全く別の印象だった

怖かった 

 

 

3日目は「全く違う別の誰かの"生"と"死"」のような

2日目のように誰かを演じているという感じではない

でも

織山くんではない

なんだか全く別の存在として、そこにある 

といった感じ

 

生と死の狭間で踊り狂う織山くん

この舞台の題には 死に損ない という意味もあると聞いたけど、

それが全面に出ているような

 

何故かこの日は、

これまで交わることのなかった群舞への

敵意のような

怒りのような

似ているようで

それとははっきり違う

何か を感じた

なんだったのかわからないけど

 

これまで、

同時進行で進んでいるのに

そこに意識が向くことは少しもなく、

とてつもなく深くて、残酷なほどの 孤独

いや

なんていうのかな

孤独という感情も存在しないくらい

ひとつ

だったのに、

そこには 群舞への何かしらの意識が

あるように見えた

 

なんだったんだろう

 

 

大阪千秋楽、「織山尚大の"ラストパイ"」

 

織山くんが、

命を削り

繕わず

ずっとなにかを捧げている

 

織山くんが踊っていて、

ずっと踊っていて、

踊り続けていて

何度も立ち上がって踊っていて、

それはきっと、

止められないのではなく、

うれしくて止めない

 

これまで、曖昧に掴んでいた

この作品が持つ

生命賛歌や祝祭性

肉体的にも精神的にも

苛酷な状況の下にあらわれる

とても神聖な

"捧げもののような愛情"

がわたしの中ではっきりと輪郭を持ったのは

きっとこの日の公演なんだと思う

 

 

最後のソロパート

織山くんの踊りがじろさんの気持ちを高めたのか、

じろさんの音楽が織山くんの気持ちを高めたのか、

はたまた、共鳴しあったのか。

2人の爆発しそうなほどの

生命エネルギーが、

これまで感じたことの無い熱量で

迫ってくるようで

心臓の奥がどくどく熱くなるのを感じた

 

あとね、中盤〜終盤の

手で波をつくっているような踊りのところで、

目線が手の先を

追っている姿が本当に妖艶で。

無意識の中にも宿る

しなやかでなめらかな繊細な表現からも、

織山尚大"を感じた。

 

 

 

4日間を通して、

 

黒田さんの

「かっこつけさせないし、色気も出させない。君が気持ちよく踊っている姿は、私は見たくない。」

という言葉のまま、

 

全くかっこついてないし、

色気もない。

気持ちよく踊っている訳でもない

そこにあるのは、

極限の状態であらわれたのは、

みることができたのは、

 

剥き出しの"生命"

 

本当に、美しかった

息を呑むほど綺麗で、神秘的だった

 

可視化された"生命"

初めて知る"ドゥエンデ"

 

あまりの美しさに

涙がでるって

こういうことなんだ、と

 

「今まで馴染みのない振付を出来るだけカッコつけず、邪念のない真剣な瞳で織山くんがガムシャラに踊るその様が、涙が出るほど美しい結果になるんだよ」

 

これだったんですね

 

 

現在の織山くんがこの舞台に立つ意味

強くて、脆い、残忍なほど色濃い少年性

狂気のような爆発力、

中性的なしなやかさ、

時折、恐怖を感じるほどの表現力

生きる を追求した魂の力

 

 

生きることは踊ることで、

踊ることは生きること。

 

踊ることを喜んでいて、

生きることを喜んでいる。

 

織山くんのそんな姿に、

わたし自身も助けられるような

愛おしくてたまらない

素晴らしい舞台でした

 

チープに聞こえるかもしれないけど

素晴らしかったんだよ

 

 

そして、カーテンコールで出てくるのは

すべてのエネルギーを放出して

空っぽになった織山くん

出来れば見たくないような姿だし、

正直、「無理して出てこないで…」

と思うのですが、

這ってでも出てくるのが織山くんだと思うので、

 

そりゃ、40分あの踊りをしたら

織山くんじゃなくてもああなるわ!

 

と言い聞かせ、

とカテコ自体にあまり気を持っていかれすぎないように意識はしてました

 

というか、黒田さんが、

織山くんなら、このあまりに苛酷な40分間を乗りこなせると「確信」して、オファーをくれたのだから大丈夫に決まっていますし、稽古の段階から、すごく気遣いながら素地をつくって頂いているようだったので、本当にあまり、踊っている間や終わったあとの心身に関しては、気にしないようにしよう、とそこだけは覚悟を決めて行った

みたいなところはあったかな

 

けれど、

何度も何度も、舞台に戻ってきて、

必ず自分の足で踏ん張って

お辞儀をする織山くん

 

取り繕わない

取り繕えない

そんな状態で

涙を溜め恍惚とした表情を浮かべる織山くん

 

ありがとうございましたと呟いて礼をしたあと

僅かに達成感のある笑みを浮かべた織山くん

 

いまにも倒れそうになりながらも

力強く「ありがとうございました」

と挨拶をする織山くん

 

どこまでもどこまでも強くなる彼が

本当に眩しくて

 

ああ、本当に愛おしいなと

 

 

このひとのことが、

 

ことひとの生命ごと、

 

大好きだな、と

 

 

このひとが挑み続ける世界を、

立ち向かい続ける姿を、

ずっと見ていられたら、と

 

はっきり感じた時間でした

 

 

 

 

 

 

 


選べない交われない戻れない 許されない終われな
い分からない


それでも嬉しくてまだ止めない


ただただ身体がもげそうで

 

 

 

「ラストパイ」

 

 

 

死ぬまで忘れません

観れてよかった

 

 

 

 

ありがとう

 

 

 

 

 

残りの公演も、

この人生最大の壁を

どうか、どうか

乗り越えられますように。